かつては神奈川県橘樹郡大綱村太尾に属した地域。昭和2年(1927)に横浜市に編入されて神奈川区太尾町となり、昭和14年(1939)に港北区太尾町、平成19年(2007)の町名変更によって港北区大倉山となった。町名の由来となったのは、町の西部にそびえる丘陵地「大倉山」。かつては「観音山」と呼ばれていたが、実業家の大倉邦彦が昭和7年(1932)に「大倉精神文化研究所」を山頂に建設して以降、”大倉山”の通称が定着した。研究所の建物は今も「大倉山記念館」として現存しており、音楽行事や展覧会の開場として利用されている。
・地域
横浜市港北区大倉山周辺
・最寄り駅
東急東横線 大倉山駅
(大倉山記念館)