日本大通り沿いでは、神奈川県庁での被害が激しかった。震災時、県庁は築年齢が浅いこともあって揺れによる被害は軽微なものであった。やがて周辺地域でした火災に追われた山下町の住民が県庁に殺到。しかし県庁にも火の手が迫り、避難民は横浜公園や新港埠頭内へと散り散りに避難。3代目県庁は竣工後わずか10年で焼け落ちてしまった。避難の際に逃げ遅れた人も多く、県庁構内では約300名の犠牲者が発見された。
・地域
横浜市中区日本大通周辺
・最寄り駅
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅
みなとみらい線 日本大通り駅