安政6年(1859)の横浜開港時に整備された通り。明治・大正当時の横浜駅である桜木町駅新南口前弁天橋に端を発し、馬車道、日本大通りと交差しながら元町谷戸橋に至る。整備された当初から現在に至るまで関内地区の幹線道路として機能しており、今も人通り、車通りが絶えない。沿道には行政施設や金融機関、有力大会社の社屋といった主要施設が多く建ち並び、その土地環境も現在まで続いている。昭和初期以前に建設された建築も複数残存。横浜第二合同庁舎となっている旧生糸検査所、東京藝術大学のキャンパスとなった旧安田銀行、昭和戦前の建築としては横浜市内で唯一現役で使用されている三井住友銀行横浜支店などが戦前横浜のモダンな雰囲気を今に伝えている。
・地域
横浜市中区本町周辺
・最寄り駅
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン 桜木町駅
みなとみらい線 馬車道駅、日本大通り駅