地域の歴史は、年号や出来事だけで
成り立つものではありません。
その土地で暮らした人々の営みや
文化、産業、街の変化など、
さまざまな要素が重なり合い、
現在へと続く一つの物語を形づくっています。
横濱今昔写真は、
古写真を手がかりにその背景をひもとき、
地域の歴史を現在へと連なる
「ストーリー」として伝えていきます。
歴史は、とっつきにくいものでは
ありません。
マンガやアニメ、小説と同じ
「ストーリー」です。
街並みや建築、ご当地グルメ、
観光・レジャースポット、産業、お祭り、
そして日々の暮らし。
横浜市に限らず、その土地に存在する
さまざまな文化や魅力は、
地域が歩んできた歴史と深く結びついています。
地域の歴史を多角的にひもとくことで
現在の街を形づくっている背景を知り、
これまで見過ごされてきた価値や、
新たな地域の魅力を発見する機会をつくります。
現在の街の姿は、
過去から切り離されたものではありません。
なぜこの街並みが生まれ、なぜこの文化が根づき、
どのような変化を経て現在に至ったのか。
過去をひもとくことは、私たちが暮らす「今」を
より深く理解することにつながります。
そして、過去と現在を見つめることを通して、
これからどのような街をつくり、
何を未来へ残していくのかを考える。
そのための手がかりを、
歴史の中から見つけていきます。
横浜市では、歴史的建造物や景観などを
地域の資産として捉え、
その価値を守りながら、
現代のまちづくりに活用・保全する
「歴史を生かしたまちづくり」という取り組みが、
官民の連携によって進められています。
横浜市認定歴史的建造物をはじめとする
歴史的資産について、
その成り立ちや背景、現在に至るまでの
ストーリーを広く発信し、
「歴史を生かしたまちづくり」への
理解と関心を深めることを目指します。
一つの街で暮らすということは、
その土地が持つさまざまな魅力を
享受できるということでもあります。
好きなお店に入ることも、休日に散歩をすることも、
お祭りに行くことも、歴史ある風景を眺めることも、
その地域で暮らす楽しさの一つです。
その背景にある歴史やストーリーを知れば、
身近な街の魅力はさらに奥行きを増していきます。
横濱今昔写真は、
地域をより深く知ることで、
その土地で過ごす時間をより豊かにする、
そのきっかけをつくります。