大原隧道と東隧道は、それぞれ昭和3年(1928)、昭和5年(1930)の竣工。横浜の水道は、明治20年(1887)にイギリス人技師H.Sパーマー指揮のもと敷設されたのが最初であるが、大正12年(1923)に発生した関東大震災で大きな被害を受けた。それに伴う復興事業では、水道管のルートや諸設備が見直されることとなり、保土ヶ谷の西谷浄水場から蒔田、弘明寺、磯子方面に向かう水道本管を敷設するために掘削されたのが大原隧道と東隧道であった。
両のトンネルはどちらも現役で使用されており、その景観的価値、横浜水道史においても特筆すべき建造物と評価され、平成12年(2000)に横浜市認定歴史的建造物、平成18年(2006)に土木学会選奨土木遺産に同時認定されている。
・地域
横浜市南区清水ケ丘・保土ヶ谷区岩井町
・最寄り駅
京急本線 南太田駅
JR線 保土ヶ谷駅