横浜市の最東端に位置する地域。かつては神奈川県橘樹郡に属しており、昭和2年(1927)に横浜市へと編入されて横浜市鶴見区となった。「鶴見」という地名自体は鎌倉時代から確認されており、永保年間の鶴岡八幡宮文書が初見である。
明治5年(1872)の日本初の鉄道開通に際して鶴見駅が開業して以降、市街化が始まり、特に湾岸部は浅野財閥の主導によって工業地帯が造成され、京浜工業地帯の礎となった。
鶴見駅西側に15万坪の寺域を有する総持寺は、明治44年(1911)に現在地へ移転。元亨元年(1321)に瑩山禅師が能登国櫛比荘(石川県輪島市)において「諸嶽観音堂」として創建し、その翌年に後醍醐天皇より綸旨を受けて曹洞宗となり、「総持寺」と改称したとされる。明治31年(1898)に伽藍を焼失した後、横浜・鶴見へと移転。現在も江戸期から大正期にかけて建設された堂宇が多数残存している。
・地域
横浜市鶴見区
・最寄り駅
JR京浜東北線 鶴見駅 など